勤務体制について [初期研修医]
救急車は夜間1日平均2~4台で、ウォークインの患者さんも多いです。17時からの当直時間帯は、内科系・外科系の2つに分かれており、1名ずつ上級医が担当します。研修医はその医師のもとで月4回ほど当直に入ります。当直中、初期対応は研修医が行いますが、21時までは救急専門医もおり、当直中に脳卒中ケアユニット、小児科、産婦人科の救急案件があればその科の医師にコールします。
上級医とともに当直に入り、初期対応は研修医が行いますが、基本的に受け持った患者さんの診察や救急対応、入院・帰宅の判断については、その場で上級医から指導を受けます。救急患者さんを診る機会も多く、初診の段階から研修医が主体的に診断、治療を経験でき、なおかつ上級医のバックアップ体制がとられており安心して研修ができます。
教育体制について [初期研修医]
昨年京都で開催された日本赤十字医学会総会では、指導医支援のもと症例発表を行いました。他にも東京本社にて全国赤十字病院の研修医が集まる研修会もあります。当院は出張旅費支給もあり、学会発表経験の機会にも恵まれています。
見学・採用について [初期研修医]
全国から研修医が集まる当院では、出身大学にとらわれないオープンな雰囲気と明るさがあります。多職種との垣根も低く、指導医やコメディカルスタッフも優しく話しやすい方が多いです。各科で積極的に手技をさせてくれるので、積極性のある研修医は大きく成長できる環境ですし、また自分のペースでみっちり研鑽を積みたい方も、将来へ繋がる基盤を作ることができます。
救急の見学がおすすめです。救急は、研修医が主体的に考え行動する姿や指導医・スタッフとのやり取りを身近に見学することができ、研修や病院の雰囲気が分かりやすいためです。もちろん将来進みたい科を見学するのもよいと思います。救急は午後しか見学できないため、午前中に他の希望する科を見学することも可能です。
福利厚生について
当院には「さくら」という職員食堂があります。栄養を考えて作られている日替わりの定食やサラダバー、ボリューム満点の丼ぶり定食など様々な食事が楽しめます。また、タリーズコーヒーでも、ほっと一息できる癒しタイムを過ごせます。晴れた日の屋上庭園は、爽やかな風がとても気持ちよく、密かに人気です。

当院では、野球、フットサル、バスケットボール、バレーボール、テニスなど、たくさんの運動部が活動しています。部に在籍することで他職種と交流したり、様々な情報交換をすることができます。また、日赤スポーツ大会では他の赤十字病院の運動部と試合をして日頃の成果を試すことができます。

